2011/03/22

非常事態にできること

日本の各地で悲惨な被災状況が報道されています。

地震、火災、津波、土砂崩れ、噴火(新燃岳)
被害死亡者は数万になると予想されています。


これからも余震や原発、ライフラインなどの不安は続きますが
そんな中で大切なのは、被災地の方の状態はもちろんですが
周りの援助がどれだけできるのかという事です。


募金、物資提供、情報発信などが思いつきます。
ただ、物資の提供は小口では迷惑になるようですので
大口の企業だけとなっています。
http://www.pref.iwate.jp/view.rbz?cd=31265

小口をまとめるというのも手段の一つでしょう。


現地に向かう人もいるようですが、
現段階で独立組織以外の活動は、迷惑になる可能性も高いようです。

携帯電話が使えないということで、情報が全くない
という状況もあるようです。


そんな中でツイッターの有用性が一部で認められています。
#jishin: 地震一般に関する情報
#j_j_helpme :救助要請
#hinan :避難
#anpi :安否確認
#311care: 医療系被災者支援情報


安否確認はこちらが良いようです。
http://japan.person-finder.appspot.com/?lang=ja

このサイトは最も情報がまとまっています。
http://www.google.co.jp/intl/ja/crisisresponse/japanquake2011.html

被災地での給水、炊き出し、物資情報
http://okguide.okwave.jp/guides/40782


このような情報を、本当に欲しい方に届けるという取り組みは
離れている一般市民でも可能なことではないでしょうか。


東北地方のフォロワーの方たちに有用な情報を提供する。

物資供給や募金と併せて、取り組みたい活動です。
注意点は、不確かな情報をバラまかない事。


電気が許すのならユーストリームも便利です。

〇TBS
http://ustre.am/kJ3E

〇フジテレビ
http://ustre.am/iEG9

〇NHK
http://ustre.am/vmCj

〇テレビ神奈川
http://ustre.am/vmoL

〇テレビ朝日
http://ustre.am/vnnn



携帯各社の災害用伝言板

▼NTTドコモのiモード http://dengon.docomo.ne.jp/top.cgi
伝言板にメッセージ登録が可能なのは
青森県、秋田県、宮城県、山形県、福島県。


▼au KDDI http://dengon.ezweb.ne.jp/
EZWEBトップメニューかauoneトップから災害用伝言板へ。


▼ソフトバンク http://dengon.softbank.ne.jp/
Yahoo!ケータイの災害用伝言板メニューかMy Softbankからアクセス。


▼ウィルコムの災害用伝言板
ウィルコム端末から http://dengon.clubh.ne.jp/
他社携帯やPCから http://dengon.willcom-inc.com/


▼イー・モバイル http://dengon.emnet.ne.jp/
アクセスは、ブックマーク(お気に入り)
→EMnetサービス→災害用伝言板
→災害用伝言板トップページ



カセットコンロとお鍋でご飯が炊ける情報もシェアされています。

【用意するもの】
米、水、鍋、カセットコンロ、計量カップ(なければ、コップ)
しゃもじ(なければ、スプーン)、バスタオル(なければ新聞紙)


【炊き方:流れ】

1.お米を洗います

2.米と水を鍋に入れます。米1:水1.3の割合

3.鍋に米と水を入れて強火にかけます。

4.沸騰して、吹きこぼれるくらいになったら、弱火で13~15分炊きます。

5.火を止めて、鍋の底からご飯を混ぜます。

6.鍋全体を、バスタオルか新聞紙などで包み、15分くらい蒸らします。

7.小さめのおにぎりを作っておきます。


【炊き方:ポイント解説】

1.お米を洗います。
(水が足りないときは、ざっとで大丈夫です)


2.米と水を鍋に入れます。

米1合(約150g)に対して水200ccが基本の分量ですが
神経質になることはありません。

コップ1杯のお米に対して、同じコップで1.3倍くらいの水を入れたらOKです。

普通のお鍋では1度に大量には炊きにくいので、
3~4合くらいずつ炊くのがいいと思います。

もし、梅干があれば、1粒入れて炊くと、ご飯が腐りにくくなります。


3.鍋に米と水を入れて火にかけます。強火にします。


4.強火でしばらく炊いて、沸騰して、
吹きこぼれるくらいになったら弱火にします。
弱火で13~15分炊きます。


5.お鍋に耳を近づけて(火傷しないように)
「パチパチ」とお米がはぜる音がしていたら、火を止めます。

火から降ろして、しゃもじで鍋の底からご飯を混ぜます。

※ご飯が柔らかすぎたら?→キッチンペーパー
(なければ、清潔な布きんやハンカチ)をかぶせてふたをしておくと、
水分を吸い取ってちょうどよくなります。

※ご飯が硬すぎたら?→熱湯を少しかけて(50~100ccくらい、
ご飯の分量に合わせて適当に)全体をかき混ぜ、
しばらく置いておくと柔らかくなります。


6.ふたをして、鍋全体を、バスタオルか新聞紙などで包み、
15分くらい、蒸らします。


7.小さめのおにぎりを作っておきます。
食器を使うと、洗うための水も必要になるので、おにぎりにしておきます。
ラップがなければ、ビニール袋をきれいな水で洗って代用できます。


※おにぎりを小さめに作る理由。
・たくさんの人に行き渡るように。数が足りないと不満が出ます。
・子供やお年寄り、体調の悪い人でも食べやすいように。
・食料が足りない緊急時には、人の食べ残しを見ることもストレスになります。


確かな募金先を選びましょう。

◎Yahoo!基金
http://volunteer.yahoo.co.jp/donation/detail/1630001/index.html

◎日本赤十字
http://www.jrc.or.jp/

◎楽天銀行 東北地方太平洋沖地震の被災者義援金
http://www.rakuten-bank.co.jp/company/contribution/110313/

◎goo 東北地方太平洋沖地震被害募金ページ
http://special.goo.ne.jp/donation_earthquake/

◎TSUTAYA:緊急募金 東北地方太平洋沖地震
http://tsite.jp/donation/index.pl?xpg=PCTC0202&bokin_id=88&scid=p0224dns

◎ニフティ 東北地方太平洋沖地震災害救援金ページ
http://donation.nifty.com/tokusetsu/



ひとりひとりが、できることを最大限することができれば、
みんなが今よりも少し幸せになることができます。

行動しなければ、どちらにも幸せは訪れません。



被災地の人たちに届けたい気持ちがあります。
http://www.youtube.com/watch?v=IxUsgXCaVtc

2011/03/14

別れの季節

3月と言えば卒業、異動のシーズンですね。


多くの偉人が口を揃えて言っていること
それは、出会いがとても大切であることです。

そしてまた、別れも必然です。


恋愛に例えて言うならば、
出会ったころには別れることなど、想像もしません。


しかし、
いろんな人と付き合ってみるという事も大切な一面でもあり、
多くの場合、別れがやってきます。


別れを経験して
初めて分かることも多かったように思います。


人間を成長させるものは、出会いと別れです。


いろんな人に出会い、多くを学び
そして離れていくことで、心に何かを誓う。


多くの出会いと別れが、人間を成長させ
豊かにしていることでしょう。


起業家は、すべて自分で決められることが
魅力の一つであり、そしてまた
大変なところでもあります。


将来なりたい自分にとって、どんな出会いが必要でしょうか。

新しい自分になるために、断ち切っておいた方が良い、
そんな、人間関係はないでしょうか。


すべては、自身が決めることですね。



どんな人とのつながりを深めてゆきたいですか?

どんな人との別れが必要でしょうか?

2011/03/07

会計力を磨きましょう

確定申告の時期ですね。


開業していない方は、
源泉徴収で会社がほとんどをやってくれていますから
特に意識もしないでしょうが
事業主ともなれば、そうは行きません。


税金について知ることは、利益を上げることと同じです。
ルールを守った上で、できる限りの節税に努めることは
最終的に手元に残す資金が増えることを意味します。


個人事業主向けの著書だと、
塚田祐子さんの書籍が一番しっくりきました。
ご参考にどうぞ。
http://amzn.to/giqoIB


税理士さんに頼むという選択肢がありますが、
税理士さんに全てをお任せするのはおすすめしません。

税理士の仕事というものは、税務に長けているはずですが
それだけで十分とは言えないのです。


私が重要だと考えているのは、考え方やスタンス、性格です。
あくまでグレーゾーンを渡らないという税理士は
印象として頭は固く、パートナーとなって金銭的なメリットはありません。
代わりに、クリーンな地盤が出来上がります。

一方で、グレーゾーンを自らで線引き
事業主に見解を解きながら指導をしてくれる税理士もいます。
こうなると、公認会計士に近い存在になってきます。


どちらを選ぶにしても、事業主の方針や考え方が重要です。
人選もしっかりと本質をとらえて、サポートしてもらわなくてはいけません。


私が考える会計力とは、
帳簿上での仕訳の工夫や経費の振り分けを指してはいません。


これらはどちらかと言えば、申告用の帳簿作成スキルです。
それよりも、大切なのは実際の運営状況を判断するスキルです。


会計力とは、自分の運営している会社の状況を
数字として客観的にみることができるという力だと考えています。


事業を進めていくにあたって、
先を読む力もある程度必要だと思いますが
現状の運営状況を正確に判断することができれば、
修正するポイントが明確に分かります。


財務諸表をしっかりと読み説き、
弱点となる部分にテコ入れをしたり
強みを更に強化したりすることこそ、事業主に必要な力だと言えるでしょう。


お金の流れをつかみ、力の入れどころ、抜きどころについて
しっかりを判断できる力を育てましょう。


それにはやはり、専門家の力添えが是非とも必要な部分になるはずです。


数字が小さいうち、雇用が少ないうちは需要は少ないかもしれませんが、
規模が大きくなり、目が届きにくくなるほど重要になってくるでしょう。