あまり元気のない日本経済ですが、
有名な会社が、これからも淘汰されてゆくでしょう。
そして新たなリーダー的会社も現れると思います。
今だと、ユニクロや無印良品などでしょうか・・・。
いろんな会社を見ていて、気になるところをお話します。
会社は営利団体です。
どんな理由であれ、利益を追求する必要があります。
ただ、会社としての本質を見失ってはならないと思います。
その本質とは、提供する物であれ、サービスであれ、
ユーザーに、利用して良かったと思って頂くこと。
相応の価値を認めて頂いた上での、対価として交換するのが
お金だという本質です。
顧客に等価交換以上の気持ちを持ってもらえれば
勝ち組として、残れる可能性は高いでしょう。
良い商品やサービスには気持ちよくお金が支払えますが、
粗悪品や程度の低いサービスはお金を払ったことで気分を害します。
これからの企業は昔と異なり、
ある程度の欲求を、既に満たされた人を対象とするため、
より深く、かつ需要に即したサービスでなければ
満足を与えることは到底できません。
多様化したニーズを的確にとらえる努力が、継続して必要です。
この本質を理解している企業、オーナーは
どれほどいらっしゃるでしょうか?
はじめは顧客志向を掲げられるところでも、
繁栄とともに、その気持ちを忘れる企業も多いように思います。
会社が利益を得るということがどういうことなのか
この辺りに、社会還元させる考えも必要ではないかと思います。
起業するにせよ、転職するにせよ、
向かう方向性が顧客にしっかりと向き合っている、
場合によっては地球全体とも向き合っている、
この方向は外せないと思います。
私は、この辺りを重要視して日本の企業を見つめてゆくつもりです。
私自身も間違ってしまわないように。