2010/08/23

嫌な気持ちを1秒で切り変える方法

まとまった休みにしかできないことは、行事としてやる方が
気持ちの整理もつきやすくて、落ち着く気がします。

自分だけのルールを作るのも、心の健康に良いかもしれません。


私は、このお盆休みも普段と変わりなく過ごしたのですが、
家族と触れ合う機会の多いこの時期に、気づいたことをお伝えします。


家族と向き合えているという人はどれくらいいらっしゃるでしょうか?

向き合うということ自体、曖昧だという方もいらっしゃるでしょう。

家族が多ければ多いほど、楽しいことがたくさんあり
もめ事も起きてしまうのが実状ではないでしょうか。


そもそも、なぜ面倒なもめ事が起きてしまうのでしょう?

それは、いつもの自分のペースを無意識に守ろうとしていたり、
いつもの自分にない緊張感、倦怠感を持っている
ということに、原因はないでしょうか。

子供がおじいちゃん、おばあちゃんの家では言うことを聞かない。
義理の実家の家では思い通りに過ごせない。
リラックスしていない、車の運転や暑さでバテている

そんな時に、気分を少し萎えさせることが起きたとすればどうでしょう?
カンシャクとして発散する場合もあれば、
過食などの現実逃避に走ることもあるかもしれません。

こんな時には、無意識に誰かを非難していることが多いです。
どうして、言うことを聞かないんだ!
どうして、思いやりがもてないんだ!

典型的な負のスパイラルです。
感情的になると、あまり良いことはありません。

こんな気持ちにならないためには、
まず自分が落ち着いていることです(前回談)。

落ち着いて、誰かではなく、自分をじっくりと見てみましょう。

○どんな顔をしていますか?
○何に気持ちが高ぶっていますか?
○本当に相手が問題なのですか?
○どうすれば落ち着けますか?

自分自身に向かって、心の中で声をかけてみましょう。

原因は、誰かでなく自分にあることが分かります。
分からなければ、もう一度、客観的に聞いてみます。

客観視できたら、逆の行動をとってみましょう。

うまく整理できた気持ちを思い出して、笑ってみる。
深呼吸して、気持ちいいな~と言ってみる。
ジャンプしてガッツポーズしてみる。

誰かが見てもプラスの感情を持つような行動を
あえて、”意識して”とってみてください。


そうすると、気分が変わってきませんか?

子供には、未発達な部分があって難しいようですが
大人になっていれば、前頭葉の発達により
感情を自らがコントロールできるようになります。

怒りなどの負の感情を鎮めて
(怒ることも時には必要ですが・・)

まず行動を意識的に変えてみるとで
感情がプラスに向かうこともできます。


”自分の中にすべての原因がある”

この真実に気がつけば、
格段に毎日の暮らしが充実してくると思います。


感情を変えるために、意識して行動を変えてみるというのも
感情をコントロールして、コミュニケーションを上手にとる手段です。