ブルーオーシャン戦略というのが、ちょっと前に良く聞かれました。
競合がいないところで、悠々とビジネスの勝ち組になる
そんなイメージだったと思います。
基本的に、起業を目指す方はそこを目指したいものです。
例えばビジネスの失敗には、次のようなものがあります。
1.ビジネスが認知されなかった
2.ビジネス自身に需要が無かった
3.競合に負けてしまった
4.利益が出なかった
他にもいろいろあるかと思いますが、
立ち上がった後の失敗の代表例はこんなところでしょう。
ビジネスを立ち上げるにあたり、不可欠な要素はたくさんありますが
ワクワクや情熱は、無くてはならない重要な要素だと感じています。
よく聞く失敗例の中に、
うまくいかなかったのでやめたというのがあります。
うまくいかなかったとは、抽象的な表現ですが
●どれくらいの期間やってみて、うまくいかなかったのでしょうか?
●どれ程の起業努力をして、うまくいかないと判断したのでしょうか?
●そもそも、本当にうまくいかなかったのでしょうか?
私の考えるワクワク、情熱とは簡単に消えるような灯ではありません。
ワクワクしているので、仕事でも楽しくてしかたありません。
ワクワクしているので、簡単にやめる気になりません。
情熱があるので、試行錯誤を重ねることが苦になりません。
うまくいかなくてやめる、という判断は
もともと、うまくいくことを想定している
だからこそ抱く感情ではないでしょうか。
勝ち組ビジネスの鉄則は、
○自分が本当にワクワクし、情熱をもって出来ること
○他者とは異なる強み
○受け皿や外的環境
これらすべてが欠けることなく満たされていることです。
ワクワクすることには、
強みが隠れていたり、顕在化していることが多いです。
受け皿や外的環境は変化してゆきますので
潜在的な需要をすくうことができるのならば、
必要とされる時期はいつか訪れるはずです。
私の考える、勝ち組パターンは次のようなものです。
ワクワクの源泉に気づく
↓
ワクワクの能力を極める
↓
強み(コアコンピタンス)が顕在化する
↓
ビジネスが成功へと動き出す
ビジネスの勝ち組には、どんなことにも先おいて
自らが情熱を持って取り組めることに着手する
というエッセンスが無い限り、成就することはないと断言できます。
深い動機づけやビジョンが心の底にしっかりと根付き
そこに力を注ぎこんでいくことができれば、
顧客の心に響く日がやって来ることに期待できます。
コアコンピタンスをワクワクから導き出す
これが私が前提として考える、起業の条件です。